「鮎の友釣り」: 初めての釣りスタイル、初めての川、初めてのおとり鮎購入
ホープ再生自転車販売店長の一言 その82
ホープ再生自転車販売店長の相馬です。
9月の話ですが、人生初の鮎友釣りに挑戦しました。
鮎の友釣りとは、通常の釣りの様に、エサなどを針に付けての釣り方ではなく、縄張り意識の強い鮎に、邪魔者としての囮(おとり)鮎を送り込んで、相手の鮎が邪魔者を追い払おうとする行動を引き出して、針に掛ける釣り方です。
鮎釣りは、道具建てなど、実釣においても色々と敷居が高いイメージの釣りでした。
道具は、中古で購入しようと思いましたが、北海道では主流の釣りではないため、いつもお世話になっている中古釣り具屋さんに相談しても、なかなか手に入らない。
でも、最近はネットでの買い物が手軽にできる時代ですから、メルカリ、ジモティ、ヤフーオークション等などを駆使して手に入れることができました。
道具の準備は整いましたが、実際に目の前で見たことがない釣りスタイルの為、その教本はユーチューブしかない。実釣の前日まで次々と見まくって、イメージトレーニングを繰り返してその日を迎えました。
場所は、黒松内町朱太川。
ここの釣り場は、漁協が管理しており、7月〜9月15日までの約2ヵ月しか釣りができません。
そんな期間の終盤中の終盤、入漁券を購入し、鮎釣りでは当たり前の、囮鮎を購入させてもらいました。
その場に居合わせたベテランさんと思われる方に、川の状況を聞き、どこの場所に入ろうかと思案していた時に、
ベテランさん 「初めて?」と声をかけられて、
私 「はい、そうです」と答える私。
ベテランさん 「この川が初めて?」
私 「あの、この川も初めてですが、鮎の友釣りも人生初めてです」
ベテランさん 「う…ん、初めてかぁ、どうかなぁ、ほとんどの場合、坊主(釣り用語:一匹も釣れないこと)のことが多いけどね…でも、頑張ってくださいね」
と励ましの言葉をいただき、入釣場所を聞きながら、川に向かうこと、車で5分。
やっと川面に立つことができまた。
そこからが、この釣りの面白さ、難しさ。おとり鮎を運搬用の入れ物から、川の中を移動する時に、鮎を連れて歩く「鮎舟」に移して、竿、仕掛けの準備を終えたら、囮鮎を仕掛けに付けて、「鮎太郎いってらっしゃい」と送り出して、釣りスタート!!
今日の相棒、鮎太郎はなかなか言うことを聞いてくれない。思ったような川筋を流せないなど、いつもとは全く違った釣りに戸惑いながらも、野鮎の強烈な引きを期待しながら、やや長い時間を過ごした次の瞬間、「グングン、来たー」
人生初めての鮎の友釣り、初物に感動です。
エラの横に綺麗な黄色いライン(鮎の場合は、追星と呼ぶそうです)が入った魚体が美しい。鮎釣りをする人は、この魚体に惚れてしまうんですね、良くわかりました。
その後は、同じように鮎太郎Ⅱに頑張ってもらいますが、川からの答えはなく、ゆっくりと楽しみながらの時間が過ぎました。
途中で他の釣り人(若く見えましたが、鮎釣りは慣れていそうな感じ)に会い、釣り人あるある会話でしたが、
釣り人 「どうですか、釣りましたか?」
私 「はい、初めてなんですけど、やっと一匹です」
釣り人 「初めて? この川が?」
私 「あの、この川も初めてですが、鮎の友釣りも人生初めてです」
釣り人 「良く初めてで釣りましたね、しかも終盤のこの時期に。その一匹は価値ありですよ」
と、誉めてくれました。
最近は何かを誉められるということも、めっきり減っているので、彼の言葉は、ちょ
嬉しかったのは、事実です。
今回の鮎釣りは、実質この一匹が釣果でした。
でも、この釣りの面白さが、ちょっと判りました。きっと、来年はもっと早くに準備をして、この朱太川の川面に立っている私がいることでしょう。
ということで今回は「鮎の友釣り」のテーマでお伝えしました。このブログを読んでくださった皆さん、ありがとうございました。
そして、ここからは、いつもの様にホープ工房の宣伝です。
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執筆:スタッフ相馬
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また、完全無添加・無着色の犬用チーズおからクッキーやプロミュージシャン監修の
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私も48歳で今年友釣りを初めたのですが、初めては勇気が要りますよね。1匹釣れた感動はよ~くわかります。お互いに楽しみましょう。ご安全に!
しばしばさん
コメントありがとうございます。
人生初の鮎の友釣りの感動を分かってくれる方に読んでいただいたと思うと、とてもうれしいです。
北海道の今年の鮎の期間は終わってしまいましたが、
来年に向けて、さらに準備をすすめたいという気持ちが強くなりました。
来年、もしかしたら川で会っていたりして??
楽しみです。