夏休みの思い出
夏休みの思い出
幼い頃の楽しい思い出というものは、いつまでも取っておきたい大切なものです。
特に小学生時代の夏休みの思い出は、その後の人生に大きな影響を及ぼすのではないかと、最近よく感じています。
私の小学生時代の夏休みの思い出で一番印象に残っているのは、母親の実家(道東・弟子屈町)で過ごした日々です。
母の実家は小さな温泉旅館だったため、毎年のように母方の親戚家族が大集結し大人数で楽しい時間を過ごしていました。
釧路市や標茶町など道東近辺が中心ですが、我が家は札幌。
40年前は道路も整備されておらず、半日以上かけて父親が車を運転し連れて行ってくれました。
また、東京や横浜からもいとこがやってきて、毎晩のように大広間で宴会がひらかれていたように記憶しています。
母は5人兄弟の4番目。(姉・兄・兄・本人・妹)
それぞれが家族を従えて集まるので、私の「いとこ」は総勢11人(私は下から4番目)になりました。
私のすぐ上が3歳上の私の姉で、その上の6人は、とても大きなお兄さんお姉さんばかり。
とても仲良くしてくれましたが、幼心にみんなを憧れの眼差しで見ていたように覚えています。
かれこれ40年以上前の出来事なので断片的にしか記憶していませんが、釧路川の流れや温泉街の硫黄の香りが懐かしく思い出されます。
また、大きなお風呂は貸し切りプール状態で入り放題。
摩周湖や硫黄山見学など楽しいイベント事もありましたが、朝からダラダラ過ごし、一日中いとこと遊んでいていても親から小言を言われないのが、いい時間でした。
今思うと弟子屈滞在(5泊くらいはしていたと記憶しています)は、父の仕事の関係(道東方面への出張が多かった)とお盆休みをやりくりして時間を作ってくれたのかなと思います。
帰らなければいけないとなった時には、とても悲しく、寂しく、親に泣きついたり、怒ったり、八つ当たりをしたりして、帰路についたものでした。
そんな温泉旅館も30年くらい前に閉鎖してしまい、今はもう、あの大きなお風呂も、昔懐かしいマッサージチェアも、こぢんまりした客室も、思い出の中にしか存在しません…。
しかし、人の繋がりは強く、今ではいとこ同士でグループラインをつくり、近況を報告し合うほどの仲。
それぞれがいい大人になり、あの頃のおじさんおばさんと同じくらいの年頃に。
次にみんなで集まれるのはいつのことになるか…。
今から楽しみです。
執筆:スタッフ小野
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商品紹介
ホープ工房
ホープ工房は、札幌西区の障がい者就労支援事業所ホープで制作している手工芸品の販売サイト。
主たる支援事業であるホープ再生自転車販売で培ったノウハウを活かし、
自転車パーツを活用したアクセサリーやアイデアグッズを販売。
また、完全無添加・無着色の犬用チーズおからクッキーやプロミュージシャン監修の
ハンドメイドカホンなども販売。
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