パイロットとチーフパーサーと私

先日、飛行機の機長（以下、J機長）と、チーフパーサー（以下、Cチーフ）と、
お話をする機会があり、こんなお話をしてくれました(^^♪

J機長
290人の乗客を目的地へ安全に連れていくためには、
パイロット2名、客室乗務員9名の乗務員全員のチームワークが大切です。
お互いを信頼し、助け合う…
そのためにも、困ったり、分からない事があったりした時など、
お互いに、すぐに聴いたり、助けを求められる、
「リラックスした関係と雰囲気」が大切です。

Cチーフ
私は、仕事に全力で取り組む性格です。
常に責任感と緊張感があり、いつも気が抜けません。
数か月前…
J機長の便に、初めてチーフとして乗務しました。
フライト前…初めてのチームのみんなに、「なめられない」よう、
「厳しい態度で接する」と、決めていました。
しかし、いざ仕事が始まると…
逆に、みんなに教てもらったり、助けてもらったり、励ましてもらったり…
又、J機長が、コックピットに招いてくれ、
リラックスした、コミニケーションの時間を持ってくれました。
客室乗務員として勤務し13年…
今までにない、平安な気持ちで着陸を迎えられ、感激で、涙が止まらなかった。

私も、みんなも、けっこう緊張して生きてる…
いろんな鎧とか、仮面とか、剣とか、いっぱいくっつけて…
弱いとこ見せたくないから…
だから、「助けを求める」のって、意外に難しいのかも…

助けを「求める」のも「与える」のも…
「愛と信頼」とか「へりくだり」とかが大切なのかも…
と、思う今日この頃…

聖書の一節より【コリント人への手紙 第一　13章4～7節】

愛は寛容であり、愛は親切です。
また人をねたみません。
愛は自慢せず、高慢になりません。
礼儀に反することをせず、自分の利益を求めず、
苛立たず、人がした悪を心に留めず、
不正を喜ばずに、真理を喜びます。
すべてを耐え、すべてを信じ、すべてを望み、すべてを忍びます。

執筆：スタッフ阿部（光）