ホープ工房 ホープ工房は、札幌西区の障がい者就労支援事業所ホープで制作している手工芸品の販売サイト。主たる支援事業であるホープ再生自転車販売で培ったノウハウを活かし、自転車パーツを活用したアクセサリーやアイデアグッズを販売。また、完全無添加・無着色の犬用チーズおからクッキーやプロミュージシャン監修のハンドメイドカホンなども販売。

真の社会貢献とは何か:人口減少、明るい未来、私たちに出来る事

 

ゴミ拾い

 

真の社会貢献とは何か

 

「より住み良い社会を目指して、様々な活動をしている」

 

そういう意識で毎日を暮らしている人は、果たして何人くらいいるのだろうか。

最近、そんなことを考えています。

 

我々の福祉業界においては、なるべくより住み良い社会を目指して、様々な活動をすることが仕事であり、それでご飯を食べています。

根っからそういう思考の人、仕事としてそういう思考の人など、色んな人がいるとは思いますが…)

 

中には「そんなこと、一度も考えたことない」と、思う方もいらっしゃるでしょう。

しかし、少なくとも自分の未来が今より悪い状態にあることを望む人は少ないでしょう。

 

ただ、未来を見据えると、より住み良い社会を目指すには、先行きの暗い、ちょっとネガティブな要素が存在します

 

それが「人口の減少」です。

 

 

家族

 

 

社会貢献活動のエネルギー源

 

国勢調査よると「人口が継続して減少する社会の始まりの年」というのがあるそうです。

 

それがなんと2011年!!

そうです、もうすでに始まっているのです。

10年前から。

 

その時の人口が約1億2780万人。

昨年2020年の人口が約1億2580万人。

9年で約200万人減ったことになります

そして、これから先も継続して減少するのです。

 

より住み良い社会を目指して活動するにしても、その対象となる社会や人間やその生活が先細りしていくのなら、より住み良い社会もへったくれもありません。

 

 

そんなことを考えながら、最近気が付いたことがあります。

 

より住み良い社会を目指して行う、最も重要な活動とは、

 

より多くの子供(3人以上)を産み、しっかり育てる

 

ことであるということ。

 

これは、ある意味では至極当然のことで、以前からどこかで議論されていたことかもしれません。

しかし、この議題を「社会貢献活動」の一環として第一義的に優先的に取り上げられることはあまりないように思います。

 

例えば、環境問題に配慮した商品開発や制度改革。(マイバッグやごみの分別などがこれにあたると思います)

 

例えば、年齢、性別、障がいの有無などに配慮した制度改革、意識改革、啓蒙活動、教育。(人権問題はいつの世も大きな課題です)

 

例えば、様々な募金や寄付、そしてボランティア活動。(クラウドファンディング、あるいは災害復興活動)

 

どれをとっても、大変重要な社会貢献活動ですが、それよりも何よりも、全ての社会貢献活動のエネルギー源として、子どもを生み育て増やすことが真の意味での社会貢献であり、その第一歩でもあると言えないでしょうか。

 

社会を形成する上で最も重要かつ希望の持てる活動。

そして、結構な数の人々が実行可能な社会貢献だと思います。

 

しかし一方で「安心して産み育てられる社会ではない」という声もあり、若者世代にはある種のあきらめムードが拡散。

その対策として内閣府の少子化対策担当の部署をはじめとして、「子育て」に関する法律が整備され、社会保障も見直されていますが、人口増加のダイレクトな特効薬にはなりえていません。

 

人口増加を第一義とせずに、今に合致した制度改革をすすめるのは如何なものかと感じます。

 

これから先細りしていく社会にフィットするような制度を考えるより、まずは社会貢献の第一義として「愛の大切さ」や「結婚の良さ、すばらしさ」そして「親になる事の大切さ」や「子育ての楽しさ」などを前面に掲げ、人口が増え、成長する中で環境を整えていくという進め方があってもよいのではないでしょうか。

 

今さらそんなことを思った私は、もっと早くに気づけばよかったと後悔しています。

少なくとも10年前くらいに気づいていれば、より有効な社会貢献ができたのではないかと思います。

 

個人的な結婚願望が社会貢献に直接的につながるなんて、こんな素晴らしいことはありませんよね!

 

しかし、現在の私にはそれを実行するために越えなければならないハードルが沢山あります。

でも、できれば、そのハードルを越えることをやめないでいたいと考えてます。

(どんなハードルがあるかはまた別の話)

 

 

ハードル

 

 

今、社会は色々な意味で転換期を迎えています。

我々の考えも発想もある意味、転換期を迎えているのではないでしょうか。

 

私とともに、より住み良い社会を目指して活動をしてくださる方、ハードルの向こうで待っていてください。

 

 

執筆:スタッフ小野

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