冬に過した時間:思い出の一コマ かまくら・カンダハ・雪スケート・ボブスレー・アルペンボード
ホープ再生自転車販売店長の一言 その8
こんにちは ホープ再生自転車販売店長の相馬です。
この冬は、暖気の後に寒気がやってきたり、とても変な気候ですね。
これも、地球温暖化の影響なのでしょうか。
懐かしの雪遊び「かまくら」
ところで、私が子供の時には、家の玄関と道路との境にかなり高い雪の山ができ、そこに穴を掘って「かまくら」のようなものを作って遊んでいました。
最近はそこまでの積雪にもならず、「子供のころは、雪まみれになって遊んだなぁ」と懐かしく思っていましたが、今年はどう言う訳か、かつて作った「かまくら」が作れるくらいの雪の山が、家の前にできています。
今年は、積雪が格段に多い訳ではないのですが、雪の降ったタイミングと、その雪を処理するタイミングが微妙にズレてしまったため、例年に無く家の前に雪山が残ってしまっていることが原因かと思います。
そんな中、近所の子供がいる家庭だと思われますが、「かまくら」が住宅の駐車場に作られているのを見ました。
そのような訳で「かまくら作り」も冬の楽しみ方の一つとして思い出しました。
かまくら作りも含んで、屋外で雪にまみれて遊ぶというのが、私の子供の頃には当たり前のことでしたので、そのメニューは多彩でした。
スキー、スケートは勿論のことですが、その様子も今とは少し違っています。
スキー、スケートの今昔
スキーは、今のビンディングの様にパチンと踏み込めばセット完了というものではありませんでした。
ブーツは、少し柔らかいゴム状の材質または皮のもので、バックルなど付いてはいない、紐で締めるタイプの靴。
それをスキーの金具につま先を引っかけて、踵に掛けたワイヤーをつま先の前にある金具で引っ張ってパチンと留める方式のものでした。いわゆる「カンダハ」という方式の物でした(めちゃくちゃ懐かしい)。
そのスキーを持って、近くの丘がある公園まで通い、その当時の私を含む子供たちは朝から晩までリフトなど無い丘を登っては、滑り降りるといことを、子供たちはしていましたね。
スケートについても、いわゆる普通のスケート靴というのは、一般的には、なかなか普及していませんでしたが、先ほど説明した紐締めのスキー靴の靴底に取り付ける「雪スケート」(確かガッチャと呼んでいました)というものがありました。
エッヂは今のフィギュアスケートの様な形状で、少し厚めの刃のつま先部分にギザギザの刻みが付いていました。
この「雪スケート」で滑るのは、スケートリンクではありません。
自動車が通る普通の道路です。
しかも、タイヤで踏み固められ、テカテカに磨かれた状態が理想です。
このスケートを履いてスピードを競ったり、鬼ごっこをしたりと、時間を忘れて遊んでいました。
転ぶことなど当たり前で、転んでは起き上がり、また転んで起き上がり滑り出すというこの行為がとても楽しかったのです。
最近は、気温も高めの冬が多いことで、雪スケートに絶好の路面状態になることは少ないですし、雪スケート自体の存在も過去のものとなってしまいましたが、時折体験するテカテカアイスバーンに出会うとき、運転しながら肝を冷やしつつ、「この感じいい感じ、懐かしい」と思うことがありますが、それは私だけが感じることなのでしょうか。
また、昨今は一時期に比べて、スキー人口が減り、スキー場に行くとリフト待ちに長蛇の列などということは本当に少なくなりましたが、かつてのスキーブームの時に、私もそのブームに乗りまして、そこで始めたのは、世間に普及し始めた「スノーボード」でした。
流行の波に乗ったスノーボード
その時の年齢は30歳を超えていたと思いますが、全く躊躇なく始めました。
では、何故躊躇が無かったのかというと、これも幼少時の経験が関係しています。
近くの公園でスキーをしたことは、お話ししましたが、その時には同時にボブスレー(プラスチック製のソリ)でも遊んでいました。
そのスタイルは、ボブスレーに座るのではなく、その上に立ち、サーフィンをするが如く、丘の頂上から下まで転ばずに乗ることが出来ていたので、感覚的に乗れるだろうということを思っていたからでした。
でも、年齢は30歳を過ぎ、子供の時とはボディバランスも違っているのは当然のことで、始めたのはいいのですが、一人前に乗りこなせるようになるまでは苦労しました。でも、その難しさがスノーボードに、のめり込む切っ掛けでもありました。
しかも、滑ることが出来るようになると、ただゲレンデを滑ることには飽き足らず、さらに興味はスピードを出すことに向き、その究極の結果として「アルペンボード」へと移り変わっていったのです。
これは、楽しかった。
とにかく限界までスピード上げ、ゲレンデをボードのエッヂで切れ込むようにカーブするカービングに夢中になったものでした。
でも、今はちょっと趣向が変わりました。
山に行っても、きれいに整地されたバーンは滑らず、誰も滑っていない(ノートラックと呼びます)フカフカの雪が積もった所を選んで滑るようになりました。そのような訳で、バックカントリーに楽しみを見出しています。
冬になって、アウトドア関係のショップに立ち寄ると、破格の値段のついているアイテム(パウダーボード、ブーツ、バインディングetc)に目が行ってしまいますね。でも、限がないので見るだけです。
今の自分が冬に楽しみを見出していることは、自分の幼少期の体験に裏付けられたものであることをつくづく思わされ、今、このブログを書きながら、あの時のワクワクが思い起こされて、ちょっと体が熱くなるのを覚えます。だから、この寒さの中でも心に温かさが感じていられるのだと思います。
以上、私のブログをご覧になり、興味を持っていただいた方、まだホープの事をご存じない方は、一度ご来店いただくことを希望いたします。
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執筆:スタッフ相馬
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